これは、商店街組合員の有志で商店街の清掃活動を行っているからです。
開業して半年後ぐらいから参加しているので2年が経ちます。毎回参加しています。
先日、その日時にレッスンが入れられない旨を生徒に伝えたところ小学生の生徒から
「なんでそんな事してるの?」
また親御さんからは
「偉いですねぇ、地域の為に」
と言われました。
今回はなぜ自分がこの清掃活動に参加し続けているのかを書きます。
なぜ書くのか?
それは、生徒(学生)の中に音楽教室を起業したいという子が増えてきたから。(中には小学生1年生にして考えている子も)
そんな子供たちに伝えたいからです。
はい、ただのお節介お兄さん(まだ、おじさんは勘弁して)です。笑。
それではいってみよう!
不動産屋さんが参加する姿に
相模原西商店街の清掃活動にはじめて参加した日、とてもドキドキしていました。まあ、当たり前ですよ、初対面の年上の方々が沢山いるんですから。みなさん自己紹介をしてくださるんですが、もちろん1度で全員は覚えられません。
因みに、この時はまだ清掃活動の意味は自分でもあまり分かっていませんでした。
「地域の為になるだろうし、俺って頑張ってるなぁ」ぐらい。ただのナルシストです。笑。
そんな中、2、3回目と参加していく中で、参加者の中に不動産屋さんが2人いることがわかります。(別々の不動産屋さん)
「不動産屋さんが2人いるのは何でだろう?」
雑草をむしりながら考えていたその時。ピーンときたわけです!
「不動産屋さんが取り扱ってる商品は土地や建物」
↓
「その価値は、建物や立地の良さだけではなく、その地域の雰囲気でも変わってくる」
↓
「そうか!!この人たちは今、ボランティアで地域の為に清掃してると見せかけて、自分の商品を磨いていたのか!!」
ギター教室you&meの価値を上げるには
そうなってくると、他の方々はなんで参加してるんだろう?という疑問が残ります。参加しているの電気屋さんや食品販売店の方々はなぜ?
考えながら草をむしります。するとまたもやピーンときました。
どうやら草むしりにはピーンとこさせる効用があるようです。
「綺麗な通りにある電気屋さんと、汚い通りにある電気屋さんはどっちが価値が高いのか?」
「草がぼうぼうの通りにある食品販売店と、綺麗な通りにある食品販売店のどちらに買い物に行きたいか?」
↓
「そうか!!みんな地域の為にやっているようで、それと同時に自分のために掃除していたのか!!」
↓
「ってことはギター教室も同じじゃないか!!綺麗な通りにあるギター教室の方が習いに行きたいに決まってるじゃないか!!」
「綺麗な通りにあるギター教室の方が価値が高いじゃないか!!」
選ぶだけ選んで終わってはいけない
そんなわけで毎月1日と15日は清掃活動に参加しているのです。地域の為でもあり自分の為、ギター教室you&meの為なのです。
3年前、教室を開校するにあたりどこに開校するのか入念に調べ、考えていました。偉そうにも、
「この駅は人通りが~」だとか
「ここだと駅から遠い」だとか
「この物件の前を歩く人は~」だとか
もちろんしっかりと考えなくてはダメですが、「ここだ!!」と決めた後がもっと大切だった。
土地の価値は変動する。それを上げるのも下げるのもその土地を利用する人々。
どこで開校するか、どのテナントにするか、それを考えていた時のその情熱をそのままに、その場所の価値をより高める作業をしなくてはダメだったんですね。
最後に一言
「地域に根差した音楽教室」という言葉
先生になった当初(20歳で音楽教室に就職しました)は漠然と、
「地域に愛されてないと良い評判が立たないから地域活動に参加しないとダメなんだな」
と思っていました。
しかし、ここにきて(草むしりをして)地域に根差すというのはもっと直接的に自分の為なんだという事を勉強しました。(今更)
将来有望な起業家(音楽教室先生)志望の君へ!
清掃活動をするも良し、地域のお祭りやイベントを手伝うも良し。
その場所の価値を上げる行動が、そのまま君のビジネスに返ってくる。
店や教室を構える時 ――。
出店場所を選ぶだけで終わるな。出店した場所の価値を高めろ!!
がんばれ!応援しているよ!!
店や教室を構える時 ――。
出店場所を選ぶだけで終わるな。出店した場所の価値を高めろ!!
がんばれ!応援しているよ!!
0 件のコメント:
コメントを投稿